申し込み受付は終了しました
一般 | 3,000円 前払い |
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UDトーク字幕編集 Aチーム | 無料 |
UDトーク字幕編集 Bチーム | 無料 |
開催後、録画視聴も可能(30日間限定) |
(9/7 追記)参加申込者限定で、お好きなときに録画もご覧いただけるようになりました。なお、くれぐれも参加申込者以外の方に録画視聴方法に関する情報を提供しないよう、ご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
(9/20 追記)フォローアップメールで詳細をお送りしました。
「アクセシビリティ」というと、視覚や聴覚をはじめとする身体障害の話題になりがちですが、このウェビナーでは、少し違った視点から考えるきっかけを作りたいと考えています。
また、皆さんもご存知の通り、日本は世界で最も高齢化が進んでいる国です。「少子高齢化」というキーワードもふまえると、今後はインターネットユーザーの高齢化もますます進んでいくことが予想できます。加齢による人の能力の変化として、認知や学習に関するものが挙げられますが、認知障害や学習障害のユーザーニーズとオーバーラップする部分もあるのではないでしょうか?
ちなみに、「高齢者」というと65歳以上を指しますが、さまざまな能力の衰えは65歳になる以前から始まっています。例えば、多くの人は45歳前後から老眼であることを自覚し始めるといいます。そこで、このウェビナーでは「高齢者」ではなく「加齢」をキーワードにしました。英語で言うなら「elderly people」ではなく「older users」です。
例えば、W3Cのアクセシビリティガイドライン「WCAG (Web Content Accessibility Guidelines)」を作成している、AG(Accessibility Guidelines)ワーキンググループは、認知障害や学習障害のユーザーニーズをサポートすることに積極的に取り組んでいます。実際に現行バージョンの「WCAG 2.1」では、認知障害や学習障害のユーザーを想定した達成基準が新たに追加されました。
※ 懇親会は希望者のみ。URLを当日ご案内します。
※ タイムスケジュールは、予告なく変更することがございます。予めご了承ください。
「Webアクセシビリティの学校」は、Web担当者やWeb制作者全般を対象にして開催し、全国各地でご好評をいただいてきました。今回は、4名の講師による特別セッションをお届けします。
※ セッション内容は、予告なく変更することがございます。予めご了承ください。
一般的に「障がい」というと先天的なものと思いがちですが、実際には事故や疾病など後天的に、何らかの一時的または永続的な障がいを負う方が多数を占めています。特に先進国では医療の発展による長寿社会の実現に伴い、「加齢」に起因した障がいが増加しており、65歳以上の2人に1人が障がいを持つ国も出てくるなど、一生のうちに何らかの障がいを抱えることが当たり前の世の中になってきています。
本セッションでは「加齢」にまつわる様々なデータを通じて、先進国を中心とした世界の高齢化社会の現状と未来について、また今後更に高まっていくアクセシビリティの重要性について理解を深めたいと思います。
UXPRESS CONSULTING INC
米国Sony Electronics IncにてUX Team Leadなどを歴任した後、2015年1月に独立しカリフォルニア州サンディエゴにUXPRESSを設立。立上げ後6年間で日立・トヨタ・リコー・ソニー・サイボウズなど、50社以上の日本企業のグローバルデザインリサーチをサポート。IoT、モビリティ、伝統工芸から有機農業など幅広い業界で、スタートアップや中小企業から日本を代表する大企業まで、数多くの日系企業のグローバルUX/Accessibilityリサーチをサポートしている。
人間中心設計専門家 (HCD-Net)、Certified UX Designer (Google)、Advanced Design Thinking Certificate (IDEO U)、米国国土安全保障省認定Webアクセシビリティ評価者(US Homeland Security 国土安全保障省)
Ubieのユビ―AI問診や症状検索エンジンユビ―は、多くの世代が利用するプロダクトです。特にユビ―AI問診は病院内で利用するプロダクトで、多くのシニア世代が使うプロダクトの一つです。
今回は主にユビ―AI問診のタブレット問診を開発していく上で、シニア世代でも使えるプロダクトづくりをどう行ったか。
シニア世代でも使えるUIにするために、仮説立てからプロトタイプ、実装後の検証から得られた知見を具体例を交えて紹介していきます。
Ubie株式会社 デザイナー
1987年千葉生まれ。
Web制作会社からグッドパッチ、メルカリ ソウゾウを経てUbieに2人目デザイナーとしてジョイン。
「ユビ―AI問診」「症状検索エンジン「ユビ―」」のデザインに従事。
プロダクトデザインをしつつ、最近では多くの人がプロダクトを使える状態にすべく、社内でアクセシビリティの推進を行っている。
20~24歳をピークと考えて「100」とした場合、50代後半になると視力は「63」、聴力は「44」、学習能力は「59」、記憶力は「53」まで低下するというデータがあります。特に、認知や学習というプロセスを考えると、ウェブを利用するシーンにおいては、認知障害や学習障害がある人とオーバーラップする部分が少なくないという仮説を立てることもできそうです。
このセッションでは、認知障害や学習障害がある人のニーズ、それをふまえたデザイン目標、テスティングについて、W3Cがまとめた「Making Content Usable for People with Cognitive and Learning Disabilities」やアクセシビリティガイドラインの「WCAG 2.1」を読み解きながら、認知・学習障害と加齢からくるユーザーニーズとの共通項を確認していきます。
株式会社インフォアクシア Webアクセシビリティ・コンサルタント
診断、ユーザー調査、教育・研修、開発部門や制作会社のサポートなどを通じて、企業のWebサイトやモバイルアプリのアクセシビリティ向上をサポートしている。Webコンテンツの日本産業規格「JIS X 8341-3」の原案作成にも、初版の2004年版、2010年版、そして2016年版と参加し、2016年版では原案作成委員会の委員長を務めた。2012年から2019年まで、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の委員長、現在は作業部会1委員。また、W3CのAG(Accessibility Guidelines)ワーキンググループで「WCAG 3.0」の策定にも従事している。
※アクセシビリティのメガネは、解説用に作った登壇者の「造語」です。視点の切り替えを意味します。
このセッションでは「体や脳の仕組み」を根拠とした「伝わりやすい」ビジュアルデザインのコツをお話しします。具体的に、実例を用いながら下記のお話をします。
アクセシビリティのガイドラインには、人間の認知を根拠とした情報伝達のコツが詰まっています。それをキャッチーでわかりやすく伝えるために「アクセシビリティの眼鏡」と名付けました。このメガネを通せば、7歳から70代を超える広い年齢層の方に向けた伝わりやすい情報伝達の仕組みや工夫を学べます。
あなたのサービスやプロダクトなどが多くの人に伝わるように、楽しく学びましょう。アクセシビリティのメガネを一緒にのぞきませんか?
みなさんのご参加をお待ちしています!
HUMORE デザイナー・ディレクター
大阪芸術大学を卒業後、制作プロダクション、広告代理店、企業内のデザイナーを経て、2017年に独立。グラフィックデザインとウェブデザイン双方の分野で、「目的を達成するために、誰に何をどんな手段で届けるか」というマーケティング段階から制作に携わる。実務で得た知識を「デザインの考え方」として業界に向けて発信することにも意欲を持ち、数百人規模のイベントに登壇するかたわら、大学や社会人向けスクールにて教鞭を執る。近著は『配色デザイン良質見本帳 イメージで探せて、すぐに使えるアイデア集』(SBクリエイティブ)。
当日は、アプリ「UDトーク」を使用して、リアルタイム字幕を提供します。UDトークは、音声認識技術を使って、話者の発話内容をリアルタイムで文字に変換します。正しく変換できなかった箇所は、人手で修正することができるのですが、その体験をしてみたい方を募集します。
2022年9月19日(月曜日・祝日)13:15~17:45
※ 希望者のみ:18:00~ オンライン懇親会あり(1時間程度)
3,000円
株式会社インフォアクシアが全国各地で開催している「Webアクセシビリティの学校」。Web担当者やWeb制作者全般を対象にしたぶ3時間の講座です。 札幌、秋田、仙台、新潟、東京、横浜、浜松、名古屋、大阪、岡山、高松、福岡など、全国各地で開催。アクセシビリティを確保したWebコンテンツ制作の基礎を楽しく学べる講座として、全国各地でご好評をいただいております。
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